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No.19

230313



 iPadに接続できるBluetoothキーボードを購入した!のでここまでくると何か文章書きたいな……と思ったので日記を更新します。なんか、長い文章を書きたい!なんでもいいから。なので以前夜な夜なツイッターに投稿した話を書くことにします。


 私は本当にビビりで、小さい頃ポケモンがめちゃくちゃ苦手でした。正確には、ゲームのポケモンが苦手だった。田舎のゲーム販売店の中古コーナーで、GBAパッケージにピカチュウもいない、サトシもいなければカスミもタケシもいなくて、デカデカとうつる伝説のポケモンもしくはリザードンフシギバナに圧倒されていました。裏面みてギリハルカらしき人がいるやつもある……と思っていたくらいで、(なにもわかってないから、男の子主人公のことをこれは誰だ……と思っていた)ポケモンのゲームがなんたるかを知らないまま眺めてたんですね。当時アニメをなんとなく見ていたけど、人物とメインのかわいいポケモンで見れていたものだし、ゲームの売り場で見るたびに欲しい反面さぞ怖いポケモンが出てくるんだ……とビビっていた。アニメでもプテラあたりのポケモンのことをすごく怖がっていて、そういうのが出てくると思うと全然できなかった。今思えば、アニメから入ってるからか、ハルカがアニメのハルカとして喋るという認識自体間違っているのですが……実際、お試しで借りたエメラルドは草むらを数歩歩いてポケモンが飛び出す音楽と目の前に現れた野生のポケモンにびっくりして、戦闘もろくにできないまま友達に返した記憶がある。金銀をもらえそうな機会があったのに、結局金銀ではなくサンリオタイムネットをもらって遊んでた(しかも、それも難しくてクリアできなかった)

 とにかく、小さい頃の私にはめちゃくちゃハードルが高かった。そもそも戦うっていう言葉だけで恐れていた可能性さえあるし、昔遊んでいたお茶犬やハローキティのゲームでさえ音にビビってたから、明らかにびっくりするような音が出るものや、自分の理解できない世界のことをこわいものだと思っていて、ハム太郎のゲームとか、少女漫画原作のゲームとか、料理やケーキを作るゲームとかわかりやすくかわいいものでしか遊べなかった。だから、DS liteが発売されてポケモンのDPを買うと決めたのは結構勇気を出したことだったと思います。なにより、みんな遊んでるから自分も仲間に入りたかったのかもしれないですね。みんなGBAとかでポケモンを遊んでたから、遅く始めたという自覚がめちゃくちゃあったのも覚えています。

 買ったはいいけどビビっていた中で目についたのが、可愛い女の子のキャラクターでした。女の子主人公もピンクが使われた服装にかわいい!と思っていたけれど、確か説明書か攻略本に主人公たちの他にもジムリーダーが載っていて、スズナを見てすごいかわいい!と思った記憶がある。なんだったら当時は一番好きで、早く会いたいと思っていた。だからスズナに会うことを目標にしたんですね。実際にスズナに会った時会話はあっさりした感じだったか、うろ覚えだけど、そこまで進められたのも快挙だったし、その時にはもう随分とポケモンになれていたと思います。そのあとちゃんとゲームもクリアした。もちろん怖いと思っていたものが全部払拭されたわけではなかったし、正直今でも怖いと思う要素はある。でも、パッケージを見ただけで怖がっていたゲームをクリアしたときは本当に嬉しかったな。


 こうしてみると、当時遊んでた頃から人間に目を向けていて、ポケモンで遊んでるのに邪道だろという感じがなくもない……それでもトレーナーが自分とポケモンの架け橋になってくれたようで嬉しい。こうして人間のキャラクターに目を向けて、見た目がかわいいだのかっこいいだのいいながら遊ぶのは、ある意味女児っぽい遊び方を踏襲しているのかもしれないですね。そんなことは関係なく、元から人間キャラクターに興味がある、それだけかもしれないですが。なんにせよ、怖いを乗り越えて今こうしてプレイできてるのが結構嬉しいなと改めて思います。文章を書くのも結構満足した。またそのうちなにか書きたくなったら書こうかな。

日記