2019.10 『idol talk』 / 久矢
今回の内容の話
3本描こうと思ってたんですが、あまりに時間が無に帰してしまったので、描こうと思ってた話の中で、一番無難な「ただただどうでもいい話をする付き合っている二人」の話を描きました 一応体育倉庫に閉じ込められている話です
原稿時期に自分の好きな本の話……をしていたのですが、その時に喋っていた、三浦しをんの『きみはポラリス』に収録されている「永遠につづく手紙の最初の一文」がきっかけです これが体育倉庫に閉じ込められている話で、体育倉庫に閉じ込められている好きCP読みた~!?となったので体育倉庫に閉じ込めさせました 二人なら未来視で避けられそうなことかもしれないけど、私が見たかったので良いことにする
矢後さんの情報源みたいなものに姉の影響みたいなのがあったりしないかな~と思って描いてたのもあるんですが、別に体育倉庫でエッチなことをする内容を読んだわけではなく、体育倉庫で好きな人と一緒なの、ドキドキしてきちゃったな~ キスまでしちゃうかな!? みたいな内容を受けて、飛躍したことを言っている矢後さん……の図です(この二人は付き合っているし一線も越えているので)、あとは矢後さんにそういうことしたいて言われて嬉しくないわけないだろ~という久森が描きたかった 久森は付き合うなら矢後さんのことわかりやすくめっちゃ好きだろ~と思ってしまっているので、矢後さんにそういうこと言われたら嬉しいんじゃないかな~と思う
別に矢後さんは振り回す気はなく自然体なんですが、それに対して勝手に振り回されている久森がかわいいかな~と思っていて、でもかといって矢後さんだって別に久森になんか言われてなんも思わないわけじゃない……みたいな雰囲気、本を描くとき、微妙な感情の動きをいつもすきで描きたがっている気がする、描けているかは不明ですが
てきとうに締めくくるなら矢後さんも久森もなんか自然体にかわいいよと言いたい、改めて起伏がない話ですいません!基本的に、私はそういう作風の人です
BGMの話
風雲児に対してなんとなくゆるい感じ~て思っているので、ラップが入ってるラフな曲を当てたりとか、なんか気だるげぽい感じの雰囲気……の曲をあてがいがち、の結果です 今回は割とただ付き合っている久矢をかいたので、内容のイメージというか、二人のイメージの曲、歌詞は別に合っているかというと別に……だと思うので、雰囲気で聴いてください しいていうなら、状況として出口がほしい意味でEXITってくらいだと思う
余談
何が描きたかったかというと、タイトルの通り「無駄話」です、付き合っているという前提の二人を元に、いろんな角度からみた、(自己基準の)「無駄」の話……を描く予定でした、どうでもいい話の他に、普段だったらいらない思考とか、いらない視点の意味も込めて無駄がある、どれも話は繋がってない短編集になる予定だった
もしかしたらこっちからみて、こういうのはいらないと思われてもおかしくない……本になっていたかもしれない(基準が私なので大したことないかもしれないですが)いつかは完成させるぞ~
ちなみに、描ききれなかった二つのことを考慮しての表紙でした、短編集のつもりだったので雰囲気表紙、基本的に余計なことを考えていそうな方を据えがち つまり、次の本も多分、余計なことを考えていると私が解釈してる人……が表紙になるんじゃないかな……と思います アハハ……