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カテゴリ「あとがき」に属する投稿6件]

2023.08 『ルル』 / 主♂N



 おまけになりますが、今回描いた本について書き残しをしておきます。

 今回の本は「パシオを舞台にして、他人からみた主♂Nを描く」がテーマになっていました。 パシオでは地方越境で交流をしますが、個人的にそこがものすごくポケマスで楽しんでいる部分だったりします。元々かなり完成度の高いクロスオーバー作品からクロスオーバーを知ったのもあって抵抗感もなく、そういった作品間をまたいで交流すること自体にかなりわくわくするタイプです。それをどうにか同人誌に入れたかった。

 それに加えて、結構今まで二人の世界だけを描くことが多かったのですが、BLとしては、第三者が絡んできて、第三者との交流で気づきを得たりするような話が結構好きだったりするので、じゃあせっかくだからそれで見たいな~~ということで、こんな感じの話になりました。


・最初の詩
 最初に詩は入れようと思っていたのですが、時間がなくていれられなかった「Nが眠れなくてトウヤのところに夜な夜なくる」という話のことをいろいろ不自然さのないように組み込みました。つまり、あれは漫画になる予定だった部分も含んでいます。漫画にしてあげたいですね。

・トウヤとヨウ
 なんでヨウくんなんですか?と問われると、好きだから……と言うしかなくなるのですが、一応言い訳を言うと、

①トウヤとNに対して先輩後輩間が同レベルの他地方のキャラと、後輩にあたる他地方のキャラクターを交流させたかったから
②ヨウくんは「考え込んでしまう」癖があるようだったから(アローライベでの様子・ハウの発言より)

 というものの二点で抜擢しています。それでもやっぱり私が好きになったキャラだから……というのは否めないのですが…… ミヅキちゃんから見てメイは「さん」付けで呼ぶ相手らしいので、おそらくヨウくんからみてトウヤは先輩というか年上トレーナーなんじゃないかなあと思っていて、私からみたらトウヤは思春期の子供だけど、ヨウくんからみたトウヤは少しお兄さんに見えるんじゃないかなあ……というのを描きたかったんですね……という、言い訳です(14歳と11歳とかで想定していますが、合っているのかいないのか)
 ただ、普通に今後タメ語で会話し始めたらそれはそれで嬉しい。対等っぽくていいですね。

・Nとカルム
 カルムは先程挙げた「先輩後輩間が同レベルの他地方のキャラ」枠で入れてます。これはマジでカルムがいい!と思って入れました。というのも、私はXYを未プレイなのですが、どうやらXYではBW2と同時系列の話らしいので(プラズマ団の話をする人がいる、ハチクマンが知られている 等)BWのキャラに対してXYのキャラは必然的に鉢合わせたい……という気持ちがありました。正直なところ、BW2と同時系列ならトウヤは先輩にあたるのでは?と思ったりもしなくもないですが、それはそれとして。
 ポケマスのカルムは大層大人びていて視野が広い子なんだなあという感想を持っており(旅を経てそうなったのかもしれませんが)個人的にかなり好きになったキャラでもあるのですが、「変なのかな?」と聞いた時、フラットに答えてくれそうでいいな、彼らの形をアリであると言ってほしいな~~というそういう感じで描きました。
 あとがきに書いた私の好きなカルムの「とある発言」ですが、プロットでセリフを考えた後に発見したもので、やっぱり今回カルムをこの立場で描いてよかったな……と思いました(7/30のペーパーの文章は発見後に作成したものなので、それが色濃く反映されていると思います)

 ちなみに女の子たちのシーンはかなりセリフ選びに難航しています、野次馬っぽいことを言わせるとき、そんなこと言わんが!?って感じになっちゃう気がするよな~という懸念がありました。一番セリフを考えるのが難しかった……ユウリちゃんがいて話していることや、スイレンがノリノリだったりするのは、2023年サンクスデーのマオにカジッチュを送るマサルくんのところからの発想です。
 Nがなにを喋ったかについては、おおよそハグをしたとか一緒のベッドで寝たとかそんな感じの距離近すぎでは……的なことを素直に喋った~くらいで考えています。Nは純粋すぎる故に発言で事故が起きることはちょいちょいあったりするのかな、と思ったりもする反面、Nをどこまで人との交流を稚拙な状態にするかはそこそこ悩みました(そういう面では、カルムの方が大人びてる部分があるかも)
 かといって、そんな発言で女の子たちはドヤドヤ騒ぎ立てるか?と言われたら、いや~11歳とかだしドヤドヤいうんじゃないか……?と自分を納得させて終わります。

・トウヤとN
 この一連の話の中でオチをつくらないとな~と思っていたので、彼らがどうなっていくか、を描きたかったのですが、時間がなかったのもありかなり駆け足な感じで終わらせてしまったかな~~とちょっとだけ悔いが残っています。ワンチャン再考する可能性がありますが、これはこれでありかもしれないですね。ただやっぱり、Nはトウヤの言葉なら大丈夫って思ってくれたらいいな。

・タイトルの話
 7月にぼんやりなにがいいかなあと考えていて、ヒントを自分のApple Musicのライブラリで探していたんですが、やくしまるえつこの「ルル」って曲があったなあと思い出し、意味を検索したらハワイ独自で意味を持っているらしいとわかった上に意味もピッタリかも、と思ったのでこのタイトルにしました(他の言語でも意味はもっているみたいですが)イメージBGMが先に決まっていたので、私から彼らへの祈りがより強まった感じがしています。


 あとがきに書いてある私が好きなポケマスカルムの「とある発言」を記載しておきます。

 ポケモンと 人の 関係には いろんな 形が ある
 もちろん 人と人の間にもね

 おたがい なにが ベストなのか
 いっしょに 考えて いこう

あとがき

2022.07 『ネバーエンド』 / 類司



ペーパーを出すことができなかったので、私が描いた話について少しだけ書き残します。


・ひとりの海
 ラブリーサマーちゃんの『水星』のカバーが大好きなので、なにかこの曲を下地に文章を書きたい!と思ったのがはじまりだったのですが、想像以上に孤独感が強い感じになってしまいました。元はtofubeatsの曲ですが、ラブサマちゃんのイントロから出るさみしさみたいな雰囲気や、鍵盤のメロディがシンプルなところも飾ってなくて良いですね。カバーともに共通することですが、「きらきら光る星のはざまで 二人踊り明かしたら もっと輝くところに 君を連れて行くよ」という歌詞が凄まじく好きで、そんなことを思う類がいたらいいなと、本当は思って、いたのですが……独白で類→司になると、やはり孤独感を強調してしまうようです。
 しずかの海はもしかしなくても某なんとか乱舞で知った言葉で、かなり気に入っていたので入れました。実際に月にある場所のことを指すようで、某作品では望みのある場所、みたいな前向きな羨望を向けるような使い方がされていたのが強く記憶に残っていますが、そこに一緒に立っても・連れてきても、のような使い方をここではしています。
 臆病さは孤独を生んでさみしいけど、どこかみていて安心してしまうので、類のことをついそのように描きがちです。ごめんだけれど、許してね。


・アイスの話
 一年前、フォロワーさんのもくりに参加していたとき、ほとんど聞き専で聞いていた(はず)の「サーティワンで何を選ぶのか」談義を聞いていて、勝手に私が思いついた話です。おそらくですが、誰かが「ラブポーションサーティワンって類に言ってほしい」みたいなことを言っていた気がする……けど、流石にもう一年くらい前の話なので何も覚えていないです。思いついたのも当然一年前なので、だいぶ古い話を掘り起こしたことになります。お蔵入りにならなくてよかったです。今読むと、だいぶ恥ずかしい話でしたね。


・もしもの話
 これも古い話を掘り起こしてお蔵入りを免れました。もしも○○が起きたら、という最悪な事態のことを想定した話を考えるのは割りと癖づいているので、大体もしもから始まる話が多いです。 
 一年前なのでもはや他人の考えた話なのですが、司が「本当になる」とたしなめるのは、咲希ちゃんのこともあると思うと、わりと辻褄が合って面白いな、と思います。そう考えると、あんまり笑えない冗談って司は好きそうじゃないですね。  後は多分、類に「君がいなくなったら なんとしてでも見つけ出すさ」「~僕の一等星なんだから」と言わせたかったんだろうな。その辺りのは今も読んで好きなセリフだなと思うので、多分一年前の私も、そうなのでしょうね。


・ふめつのこころ
 もはや私の全自カプ『ふめつのこころ』がいい、と言いたいレベルで『ふめつのこころ』という曲が好きなので、それをベースにできた文章です。この場でなぜパソコン音楽クラブremixじゃないといけないのかというと、そのremixのイントロの音を聞いていると光・ライトが明滅しているような感じがするから……という私の勝手な印象のせいです。(確かなんか、類司について語る会みたいなのが一年前にあって、そのときにもイメソンとして挙げたと思います)
 クリスマスの大きな飾りが明滅するみたいでかわいいな、と思っていて、そんな風に変わる類の気持ちがあり、それを類自身が自分の中に閉じ込めておく、みたいなイメージです。いつかgifでイメージを描き表したいなとも思うんですが、動画はいつになるのかもわからない未達成目標なので、ハードルが下がったらやりたい。
 あとは彼らは渋谷にやたらいるイメージなので、そういうのも込めました(最後のあとがきは自分で撮った渋谷の写真ですが、そういう意味でもつなげています)今の渋谷は世の中の最新が集まっていて、おしゃれな電子音と人で溢れかえってる感じがします。気のせいかも。


・タイトルの話
 ワンダーランズショウタイムって永遠じゃないんだ、と思ってから思いついてつけたタイトルです。あとがきにもありますが、永遠ではないけど、自分の中に残る思い出としては永遠の時間になるという感じです。さみしいけど、閉園時間があるみたいに、終わる時間があるということなんでしょうか。類と司ってどれだけのことが思い出になって、これからもつながっていくんだろう。
 内容よりも、イメソンよりも、寄稿をいただくよりも後につけたタイトルでしたが、様々なものが、一瞬の・あのときの・あの時間の……という感じでつながっていったように勝手に感じるので、このタイトルにして良かったのだと思います。

あとがき

2020.09 『ripple_s』 / 敬良



前にフォロワーと海に行ったら敬良海行ってくれよ~と思ったのでそのまま行かせてみました~というのが発端で本当は4月頃web漫画にする予定でした。そんなことしてたら時間が経って、エアブー合わせで描いていたら間に合わず、サイドストの更新で完全に燃えかけるという長い経緯のある本です。燃やした塵をかき集めてよく描いたなと自分で思っています。当初の予定では「伊勢崎くんはなにかあったとき佐海くんの目の前からいなくなってしまうんだろうな~」と漠然と考えながら、伊勢崎のいう言葉に対して佐海は深く信じることができないという話でした。なので更新を受けてセリフとかを変更しています。


佐海の言う「わかってるよ」は「どうせ気づいたらいなくなってる」っていう弱音です。自分から自分に感想を言うなら「この伊勢崎、(付き合ってるのに一緒にいるって言ってやれなくて)ごめんってちゃんと言うんだ! 誠実だね」と思いましたが、付き合ってるから言う可能性があるんであって、そうじゃなかったら言わないかもしれないですね。ちなみにこの本でのその後のことは断定していないです。(こういうの書くと断定しているように見えるので)

悲しく見えるのは、誰かといれることができるのにわざわざそちらを選ぼうとしないからなのかもしれないなあと思ったりして(軸をブレさせる気がないのはよくわかるので)、でもこの本のように、佐海が何も知らなくても伊勢崎敬がどういう人間かがわかるが故にきっとこの時間は続かないとどこか察してしまうのは、あまりに儚く悲しいものだなと思います。気づかなければ幸せだけれど、そうじゃないから寂しいし痛みを覚えてしまう。そういう痛みのことを知っている二人であったらと自分の中では思っています(自己世界の話です)


イメソンの話

描いてるとき海っぽいやつ~と思って聴いてたら、こういう雰囲気が合う感じがいいよなあと思えた曲でした。シューゲイザーに詳しくはないけど、こういう雰囲気の曲は感情が揺さぶられそうになるので、聴いては「こういう感じがいい!」と思いがちです。ショートムービーのエンドロールに流れるとでも思って聴いてください。



ほか二つは私の中にある二人の愛?に対する勝手なイメージです。雰囲気で話をしているので歌詞が的確にあっているとかそういうことはないですが、聴いてると暖かいのに寂しい気持ちになるし、そういう二人が私の頭の中にいます。


タイトルの話

海っぽいやつがよくて海っぽいやつ!と思っていろいろ単語の検索かけて、一番しっくりきたのでこれにしました。波の音がやたら耳に入ってくるような、静かな情景イメージです。

あとがき

2020.05 『たとえば』 / 敬良 補足・あとがき



月末読んで「なにかを形にしたい」とずっと思ってたんですが5月になってしまいました。
あれから一年経った伊勢崎くんは19歳で、もう二ヶ月ほどで20歳になってるんだなあ~としみじみ考えてしまいます。

伊勢崎くんに「良輔は曲がらずに成長してほしい」という感情が未だある前提でここまで至ったとして、あのまま佐海くんは曲がらずに成長してくれるんではないだろうか、そしてまた伊勢崎くんはその気持ちを強めるのではないのか……という勝手な憶測と希望と願望が月末佐海により生まれました。ので、その気持ちをなんとか漫画にしましたが、説明しないとわからない話ですね。

あたたかい灯りという言葉を受けて「まばゆさよりも柔らかく優しい表現の方が適切なのか?」と同時に春の暖かさなんかも一つ連想するんですが、そう考えると3月に桜の木の下にいる佐海くんが見られたことが改めて特別なように感じます、もちろん錯覚ではあるのでしょうが。

そんな感じです。そういえば恒常に月末のが入ったのでいつでも出せちゃいますね。嬉しいな。

あとがき

2020.02 『bonus track』 / 敬良



今回の内容の話

元々「夜中に伊勢崎のトイレにつきあわされる佐海」というタイトルでウェブ漫画としてあげようとしていたんですが、気づいたら20Pを越えていたので、こんなんウェブ漫画であげようとしたら永遠に描き終わらなかったな、といった感じです。

ただざっくりとした「伊勢崎は暗闇が苦手」というところから、夜中にトイレしたい時どうしてんの?と思って描きはじめたのですが、描いてる途中で、合宿施設は電気がうっすら灯ってるのか灯ってないのか微妙だなあ、と思ったので、都合の良い構造の建物に宿泊しているヒーローということにしてしまいました。(サイドストで時刻はわからないにしろ、夜に出歩く伊勢崎の姿もあるので……)いろいろとメチャクチャですいません。合宿施設のこと何もわからないな……


昔と変わらないように見えて、決定的に違うようなところをなんとなく感じている、という佐海くんが私の中に存在しているので、そういう佐海くんのイメージで描いています。伊勢崎については「多分佐海くんの前で暗いのがこわくなって蹲ったとは言わんだろうな」と思う反面、「なんかいつもと様子が違うのは漏れ出るんじゃないか」というところで、どうしてもとお願いするときに服を握らせてみたり手を握ってみたり……みたいな動作とかに出たら~みたいな感じでした。一周年のカドストを読む限り、佐海くんは思ったより鈍感ってわけじゃなさそうなので、微妙な「普段どおりとの誤差」とかに気づく時は気づくのかなあと思っています。そもそも第六感が冴え渡ってるはずなので、やっぱりいろいろ予感として気づいちゃうのかもしれない。

佐海くんは色々思い出して複雑な気持ちになったりすると思うのですが、メインストで伊勢崎が襲撃事件の夢を見ていたところをみると、多分昔は暗闇が怖いとかそういう態度は見せないでいたんだろうなあ~なんて思う反面、今ああやって暗闇が怖いって言う伊勢崎を見た佐海くんとか、なんなら柊くんも、どう思っているのかな~なんて考えたりもする……という私の気持ちがあの回想シーンに込められています(詰めが甘いので、ホントはゲーム内で布石されている細かい設定を見落としているかもしれないのですが……すみません)

今までベラベラ色々言ってきましたが(会田のアカウントのことも含む)、実際のところ二人はお互いについて言葉数が少なすぎるので、憶測で心境を探ったり、ものを言うことしかできてないです。なので「思い切って気持ちを定義して言葉にする」か「ぼんやりとした状態のままにする」のどちらかを取らざるを得ないのですが、今回は後者側ということであんな感じになっています。


イメソンの話

すごくきれいなものを選んだつもりでした。この二人のことを幻視しすぎているのかもしれないんですけど、彼らが言葉にしたがらないようなことを、私が勝手に壊れ物みたいに大事にしたい意味でこの二つを選んでいます。難しい気持ちの底に純粋さが含まれているような気がして、なんとなく蔑ろにできないし、できることならしたくないなあ、と勝手に思っています。


タイトルの話

そもそも「ボーナストラック」というタイトルを付ける前に別のタイトルを決めていたのですが、家にあった越谷オサムの「ボーナストラック」という本を見た時に、いろいろ考えてこっちのほうがいいなと思ったのでつけました(まだその本は読んでない)
「本心」とか「BL的な捏造の好意」とか、そういうのはアルバム全曲のうちでは描かれない二人……なんじゃないかという感じでいるので、短編集のときはこのタイトルを流用してナンバリングでもしたいところ。

隠しトラックってBUMPだと大量のbrankが挟まれていたり、他のアーティストでも最終トラックが終わって3分後とかに流れ始めたりすると思うんですが、その間が大事だと思ってて、特に伊勢崎の本心なんかはそういう長い間を経ないと見えないんじゃないかな~というような深さにある、みたいに考えている……という意味も込めてます。エンドロールが終わらないとわからないような感情なんだと思っていたい。ホントはもう一本話を入れたくて、その話でうっすら伊勢崎の気持ちが見えるような見えないような……にする予定でした。無理でしたね。

あとがき

2019.10 『idol talk』 / 久矢



今回の内容の話

3本描こうと思ってたんですが、あまりに時間が無に帰してしまったので、描こうと思ってた話の中で、一番無難な「ただただどうでもいい話をする付き合っている二人」の話を描きました 一応体育倉庫に閉じ込められている話です

原稿時期に自分の好きな本の話……をしていたのですが、その時に喋っていた、三浦しをんの『きみはポラリス』に収録されている「永遠につづく手紙の最初の一文」がきっかけです これが体育倉庫に閉じ込められている話で、体育倉庫に閉じ込められている好きCP読みた~!?となったので体育倉庫に閉じ込めさせました 二人なら未来視で避けられそうなことかもしれないけど、私が見たかったので良いことにする

矢後さんの情報源みたいなものに姉の影響みたいなのがあったりしないかな~と思って描いてたのもあるんですが、別に体育倉庫でエッチなことをする内容を読んだわけではなく、体育倉庫で好きな人と一緒なの、ドキドキしてきちゃったな~ キスまでしちゃうかな!? みたいな内容を受けて、飛躍したことを言っている矢後さん……の図です(この二人は付き合っているし一線も越えているので)、あとは矢後さんにそういうことしたいて言われて嬉しくないわけないだろ~という久森が描きたかった 久森は付き合うなら矢後さんのことわかりやすくめっちゃ好きだろ~と思ってしまっているので、矢後さんにそういうこと言われたら嬉しいんじゃないかな~と思う

別に矢後さんは振り回す気はなく自然体なんですが、それに対して勝手に振り回されている久森がかわいいかな~と思っていて、でもかといって矢後さんだって別に久森になんか言われてなんも思わないわけじゃない……みたいな雰囲気、本を描くとき、微妙な感情の動きをいつもすきで描きたがっている気がする、描けているかは不明ですが

てきとうに締めくくるなら矢後さんも久森もなんか自然体にかわいいよと言いたい、改めて起伏がない話ですいません!基本的に、私はそういう作風の人です


BGMの話

風雲児に対してなんとなくゆるい感じ~て思っているので、ラップが入ってるラフな曲を当てたりとか、なんか気だるげぽい感じの雰囲気……の曲をあてがいがち、の結果です 今回は割とただ付き合っている久矢をかいたので、内容のイメージというか、二人のイメージの曲、歌詞は別に合っているかというと別に……だと思うので、雰囲気で聴いてください しいていうなら、状況として出口がほしい意味でEXITってくらいだと思う


余談

何が描きたかったかというと、タイトルの通り「無駄話」です、付き合っているという前提の二人を元に、いろんな角度からみた、(自己基準の)「無駄」の話……を描く予定でした、どうでもいい話の他に、普段だったらいらない思考とか、いらない視点の意味も込めて無駄がある、どれも話は繋がってない短編集になる予定だった

もしかしたらこっちからみて、こういうのはいらないと思われてもおかしくない……本になっていたかもしれない(基準が私なので大したことないかもしれないですが)いつかは完成させるぞ~

ちなみに、描ききれなかった二つのことを考慮しての表紙でした、短編集のつもりだったので雰囲気表紙、基本的に余計なことを考えていそうな方を据えがち つまり、次の本も多分、余計なことを考えていると私が解釈してる人……が表紙になるんじゃないかな……と思います アハハ……

あとがき