風景/回想Ⅱ / 原藤 「なんですか」訝しげな目を真向かいにほしかったんだお前の棘が手のひらを少しひらいて「内緒ですよ」と笑うから胸に風穴夢は見ないけれどもまぶたの裏側でおまえの左手を探す陽の光にかざしてみたら星々のかけらが角度を変えて笑った